最近よく耳にする「アーカイブ」。一般的には「書庫」と訳され、コンピュータの世界では「複数のファイルを一つにまとめたもの」とされます。弊社では御社のニーズに合わせたアーカイブをお引き受けします。
データの長期保存において高い信頼性のあるSONY オプティカルディスク・アーカイブは100年以上の長期保存が可能だと言われています。
アーカイブ媒体として今注目されています。
倉庫に山積みされた映像フィルム、ビデオテープ、DVDなどを
ファイル化することで…
※外付けハードディスクに保存するのは危険です。ハードディスクは衝撃に弱く、地震などの際にデータが失われてしまう可能性もあります。また、データ自体は消えなくても、電子部分が故障したら中のデータを読み出すことができなくなります。
オプティカルディスク・アーカイブは、デジタルデータの長期保存(アーカイブ)を目的とした、大容量光ディスクストレージシステムです。
データを格納するカートリッジに複数枚の光ディスクを格納し、1つのボリュームとして光ディスクを大容量に利用することができます。
ほかの多くの保存用メディア(Blu-Rayディスク、SSDなど)は耐用年数の正確なデータは公開されていませんが、オプティカルディスク・アーカイブは、ISO標準に基づいた加速度試験による保存寿命が100年以上と、長期保存に適したメディアです。
保管温度は-10~55℃、保管湿度は3%~90%と温湿度変化に優れ、水濡れ、紫外線、電磁パルスなど外的環境にも強く、読み出し回数100万回以上使用可能な従来の保存メディアと比較しても圧倒的な堅牢性を有します。
第3世代カートリッジでは、次世代アーカイバル・デイスクを11枚格納し、5.5TBの大容量記録が可能となりました。例えば、XDCAM MPEG HD 422 50Mbpsの形式で記録した場合、約170時間のデータ記録が可能です。
カートリッジの価格は1GBあたりの単価で計算するとBlu-rayやハードディスクと大きな違いはありません。
データ転送速度は、読み出し平均375MB/s、書き込み平均187MB/sの高速アクセスを実現。ディスク両面から同時に読み書きを行うことでき、On-the-Fly ベリファイ記録機能を標準搭載しています。
カートリッジ本体の大きさは、130×26.7×132(単位はmm)。容積にするとHDCAM(L)の約3分の1です。
2013年に第1世代が発売され、2020年に第3世代が発売されました。後方互換が可能で、第3世代のドライブで全世代の読み込みや第2世代の書き込みが可能です。(当社では第1~3の全世代の読み書きが可能です。)
それは、専用のシステムとソフトウエアが必要という部分です。
そのため、オプティカルディスク・アーカイブのシステムは、使い方も管理も難しいと思われている方が多いと思います。
映像素材をアーカイブする計画があり、当社のオプティカルディスク・アーカイブサービスをご検討されているお客様は、ご遠慮なく弊社までご相談ください。オプティカルディスク・アーカイブにアーカイブ化するための、準備のご説明をさせていただきます。
第3世代カートリッジでは、5.5TBを限度に書込みいたします。書込まれたデータはさらにベリファイ作業をいたします。ベリファイとはオプティカルディスク・アーカイブに書込まれたデータが元データと1bitの違いもなく、正確に書込まれたかを検証する作業です。